1000円前後で買える、お手頃スパークリングワイン 3選
スパークリングワインとしては、最もリーズナブルな価格帯である1本1000円前後で買える3本を紹介します。
それぞれに特徴があり、気分に合わせて選んで楽しむことができます。
1【Freixenet CORDON NEGRO】フレシネ コルドン ネグロ
Alc. 11.5% 辛口
産地:スペイン
品種:パレリャーダ 、マカベオ、サレーロ
力強い泡立ちと酸味が特徴/どんな食事にもあう!
こちら、フレシネのフラグシップブランドです。
黒いボトルが特徴的です。
グラスに注ぐと、まずは力強い泡立ちが目を楽しませてくれます!
口に含むと、柑橘系の香りとキリッとした酸味が非常に心地よいです!
そして、泡の飲み心地と適度なアルコール感で華やいだ気分になれます!
バランスよく楽しみたいならこの1本です
2【SANTA BY SANTA CAROLINA】
サンタ バイ サンタカロリーナ ブリュット
Alc. 12.5% 辛口
産地:チリ
品種:ソーヴィニヨン・ブラン、シャルドネ、ヴィオニエ
存在感のあるゴールドな液色/アルコール感強め!
私だけかもしれませんが、液色の強めのスパークリングワインは、酔いも強めな気がします。こちらもその傾向にもれず、がっつり酔いを感じました(笑)
甘い果実味のある香りがベースですが、しっかりとした香りや味わいを感じられると思います。また泡立ちも、香りやアルコール感に負けず力強いです。
がっつり楽しい気分になりたいならこの1本です(笑)
3【Prestige de France Brut】プレステージ
Alc. 11% 辛口
産地:フランス
品種:ユニ・ブラン、アイレン
軽い口当たりで、クセのない味わい
軽い口当たりで、食前酒にピッタリだと思います!
キンキンに冷やして飲んでいただくことをオススメします。
フレッシュな味わいなので、食事と合わせて飲んでも、適度に口がリフレッシュされて良いと思います。
体感のアルコール感も穏やかなので、ゆっくりと飲みながらほろ酔い気分を味わえるのもこちらの1本の魅力かと思います。
ライトにほろ酔い気分を楽しみたいならこの1本です
ということで、かなりざっくりと今回の3本をまとめます。
がっつり → サンタ バイ サンタカロリーナ
バランス → フレシネ コルドン ネグロ
ゆるーく → プレステージ
それぞれよくキャラクターが分かれているので、ご自身の好みを把握するきっかけになるかもしれません。どれも1000円前後でお手頃に買えるので、よかったら試してみて下さい。
2,000円台で買える、コスパ抜群の超おすすめスパークリングワイン
【CHANDON BRUT】シャンドン・ブリュット
Alc. 12% 辛口
産地:オーストラリア
繊細な泡で気持ちよく酔える、優雅な時間
見た目も口当たりも爽やか!ぜひフルボトルで!
繊細な泡
普通のスーパーで買うスパークリングワインとしては、かなり良いお値段。とはいえ2,000円台で買えると思えば、コスパ抜群。グラスに注いだ時の綺麗な泡立ち、のどに吸い込まれるようなきめ細かい泡立ち、とにかく気持ちよく泡を楽しむことが出来ます。
クセのない味わい
味わいはクセなくグビグビ楽しめます。酸味は弱めなので、酸味が苦手な方にもおすすめです。ほんのりとした苦味が良いアクセントで、飽きることなくどんどんグラスが進みます。せっかくならフルボトルでぜひ飲んで欲しいと思います。
優雅な酔い
スパークリングワインやシャンパンの魅力は、酔いをゆっくり優雅に感じられるところだと思っています。アルコール度数はしっかりと12%あるのですが、身体にはゆっくりとしみわたり、長くほろ酔いな感じを楽しめます。このシャンドンは、特にその良さを強く感じられます。気持ちよく飲んでいたら、気づいたらこんなに飲んでたんだ!という良い驚きがありました。
モエ・エ・シャンドンをリーズナブルに?
こちら、最も有名なシャンパンのひとつであるモエ・エ・シャンドン社が、オーストラリアのヴィクトリア州に設立したシャンドン オーストラリア社の1本です。
もちろん本家の良さは言うまでもないのですが、勝るとも劣らない優雅な泡を本家よりもリーズナブルに楽しめる良さがあると思います。
繊細な泡、クセなくグビグビ飲める味わい、優雅な酔い方。どれもフルボトルでこそ、より楽しめるポイントです。比較的リーズナブルに購入できますし、優雅な時間を対価とすればコスパ抜群の超おすすめスパークリングワインだと思います!
リーズナブルで美味しい おすすめシャンパン
【PAUL DETHUNE BRUT ポール・デテュンヌ ブリュット】
Alc. 12.5% 辛口
産地:フランス
飲み易くも、しっかりした酸味が特徴の辛口シャンパン
力強くキレのある味わい
力強くキレのある飲み口。果実味や樽香、酸味を高いレベルでバランス良く兼ね揃えています。泡も力強さときめ細やかさを兼ね揃えており、どんな料理とも合わせやすく幅広いシーンで楽しむことが出来ます。お肉にも良く合います。
6,000円台で買えるので、シャンパンとしては比較的リーズナブルかと思います。この価格帯でしっかり辛口シャンパンを飲みたい、という時におすすめです。
2,000円前後の辛口スパークリングワインと比べると、香りや味、泡の力強さ、それから何より力強い香味がもたらす”飲んだ時の華やかさ”が違いかと思います。
GRAND CRU(グラン・クリュ)
GRAND CRUというのはワインの格付けのひとつです。シャンパンの格付けは、まず栽培地域の村ごとに決められます。そこで100%と格付けされた村で生産されたシャンパンが、GRAND CRUを冠することが出来ます。90%~99%格付けの村をPREMIER CRU(プルミエ・クリュ)と言います。
こちらは、アンボネ(Ambonnay)という100%格付けの村で生産されたシャンパンなので、GRAND CRUということになります。
家族経営のシャンパーニュ・メゾン
こちら「何か辛口でおすすめのシャンパンを」ということで、エノテカの店員の方に選んで頂きました。その際に、「小規模の家族経営ながら、こだわりのあるワインの造り手でとても面白いですよ。」ということも教えてもらえました。
せっかくなので、少し調べてみると、日本語でもHPがありました。
持続可能性にも大変こだわりのある造り手のようです。限られたHPの中で、ワインの品質や環境への取り組みだけでなく、先祖から受け継いだ畑を次世代に繋ぐ取り組みを明確に記されております。時間軸でのスケールの大きさを実感します。
ピエールは、1610年以来ブドウ栽培に代々携わってきた家系に生まれ、父親のポールに連れられブドウ畑で歩くことを覚えました。
先代たちの努力が生んだ土地と文化の遺産を継承したピエールとソフィー・デテュンヌは、この遺産に敬意を表します。二人は先祖の残した軌跡を大切にし、この先彼らが辿る道にも心を配っています。
彼らは、持続可能な発展に積極的に取り組むレコルタン・マニピュランです。デデュンヌ夫妻は、代、そして、未来を築く後世に対し、自分たちが永劫の遺産を受け継ぐ世代間の中継的役割を担っていると心得ています。
シャンパーニュ ポール・デテュンヌ
1杯500円 樽詰スパークリングワイン ポールスターを飲んでみた感想
【樽詰スパークリングワイン ポールスター】
Alc. 9% やや辛口
産地:日本
品種:ソーヴィニヨン・ブラン
見ため華やかな、乾杯スパークリングワイン
サワー・酎ハイ代わりに、たまにはこれで乾杯もいいかも
辛口スパークリングワイン好きとしては、ちょっと甘すぎるかなという印象です。ただ普段サワー・酎ハイをよく飲まれているような方には、ちょうど良い味わいだと思います。
1. アルコール
2. 果実の香り
3. 程良い甘さ
4. 炭酸感
5. 気軽に飲める
サワー・酎ハイを飲みたい気分というのは、無意識に上の5つの要素を求めているときだと思います。そういった意味で、この1杯は全部の要素をしっかりと満たしてくれます。
1. アルコール
ストロング酎ハイ並みのアルコール9%で、がっつり酔えます。
2. 果実の香り
3. 程良い甘さ
ここは、高いスパークリングワインやシャンパンと比べると大きく違いがあります。ただ、サワー・酎ハイのようなストレートでわかりやすい味わいが好みであれば、むしろこのポールスターがしっくり飲めると思います。
4. 炭酸感
樽詰なので、サーバからしっかり炭酸も加えられていて、泡の刺激もがっつりあります。グラスの底面からガンガン沸き上がってくる泡も、見た目心地よく楽しめます。シャンパンゴールドの液色とあいまって、豊かな泡の動きを見ていると華やかな気分になれますよ。
5. 気軽に飲める
赤ワインは肉、白ワインは魚のようなイメージがあると思いますが、泡については意外にどんな料理にも合います。なので料理を選ばず、気軽に頼める良さもあると思います。
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もちろん1本1,000円台で買えるコスパ良好なスパークリングワインやもっとランクの高いものと比べると、味わいはかなり違います。
「繊細な味わいを楽しみながら、優雅な時間を過ごす」という飲み方には全然向いていません。というか、そもそも狙ってもいないと思います。。笑
あくまで酎ハイ代わりに、1杯目はこれで乾杯をして、ちょっと優雅な気分になるという楽しみ方が良いと思います。
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今回は、こちらのお店で頂きました。
みなとみらいの、イタリアンバルです。
みなとみらいというと、お値段高めのお店が多い印象かもしれませんが、こちらは大変リーズナブルです。
小皿料理も充実しているので、3,000円も払えば、オリーブ、カルパッチョなどの前菜から、アヒージョ、生ハムサラダ、ピザと色々食べて飲んで満足することが出来ました。
1,000円台で買える、コスパ良好おすすめスパークリングワイン
【COURTOISIE Blanc de Blanc】クルトワジー ブラン・ド・ブラン
Alc. 11.5% 辛口
産地:フランス
品種:シャルドネ
炭酸感や果実味をしっかり楽しめる、満足感のある1本
コスパよくがっつり泡の味を楽しみたい時に
桃、洋梨、アプリコットなどの甘く爽やかな香り。余韻に残る柑橘類も酸味と苦みが心地よい上品なスパークリングワインです。
購入したカルディのHPの紹介文の引用です。
紹介文の通り、果実の甘く爽やかな香りが印象的です。酸味、苦味以外にも炭酸感も割と強く、値段のわりにしっかり味わいを楽しむことができます。
コスパを念頭に置きながらも、しっかりスパークリングワインの味わいを楽しみたいという方にはおすすめできる1本かと思います。
個人的には、1本1,000円台のスパークリングワインの良さは、グビグビ飲みやすいところかなと思っており、こちらの商品は飲みやすさという点では、あと一歩かなと思います。
ちなみにフランスワインは、大きく3クラスの格付けがあるのですが、こちらの商品はもっともカジュアルなV.d.Fという格付けです。
格付け以上に、しっかりブドウの美味しさを楽しめると思います。コスパの良いスパークリングワインを飲みたいなというシーンにおすすめです。
ご参考までに、フランスワインの格付けについてわかりやすく説明しているサイトから抜粋引用させていただきます。
A.O.C./A.O.P.
AOC/AOPは一番上の格付けです。ワインは指定地区の原産でなければなりませんし、多くの品質要求、特に許可された葡萄品種、1 ha 当たりの生産量、ワイン製造手法などを順守しなければなりません。
VdP/IGP
今日ではフランスでのワイン生産の34%ほどが、VdP品質であると表示されています。ヴァン・ド・ペイと見なされるためには、ワインは指定地域の指定葡萄品種で造られなければなりませんし、ブレンドされてはいけません。また、規定された1 ha 当たりの生産量を順守し、含まれる最低アルコール度数も決められています。さらに試飲されたのち専門委員会でヴァン・ド・ペイとして認められなければなりません。
VdT/VDF
若飲みタイプという意味で、シンプルで安いワインです。それらのほとんどは赤ワインですが、いくつかの白ワインも造られています。代わりに今では消費者がより品質の良いワインをもとめているので、これらのワインの生産はここ何年間も12%以下にかなり減少してきています。
1,000円未満:ミニボトルで買える激旨スパークリングワイン
【PERE VENTURA CAVA】ペレ・ベントゥーラ
Alc. 11.5% 辛口
産地:スペイン
品種:チャレッロ、マカベオ、パレリャーダ
程よく厚みがあり、満足感のある1本
週末少し贅沢な食前酒で、食卓を盛り上げたい気分にピッタリ!
CAVAというのは、シャンパンと同じ瓶内二次発酵によって作られたスペインのスパークリングワインです。
スパークリングワインの製法は、大きく3パターンあります。
1)瓶の中でワインを発酵させて、酵母に二酸化炭素を作ってもらう
2)タンクの中でワインを発酵させて、酵母に二酸化炭素を作ってもらう
3)ワインに人工的に炭酸を注入する
イメージ通りかと思いますが、1)2)3)の順番で手間暇がかかります。1)の瓶内二次発酵製法の場合、1本1本の発酵の具合を管理しないといけません。その分1)は、きめ細やかな泡を楽しむことができると言われています。
そして今回紹介したワインは、1)瓶内二次発酵製法によるスパークリングワインです。ありがたみを感じます。
(特徴)
・果実感は強め、ほのかに蜂蜜の香りも
・ミネラル感は弱めで、クセもあまりない
・グビグビ飲むよりは、ある程度コクを楽しむタイプ
スパークリングワインをボトルで1本買うのは、少しハードルが高いという方でも、これならミニボトル200mlなので、気軽に買って飲めると思います。
◇こんな時にオススメ
・美味しいスパークリングワインを飲みたいけど、ボトル1本買うのはちょっともったいないな・・・という時
・泡系の飲み物はお腹がいっぱいになるから量は飲めないけど、1杯くらいは泡も飲みたい時
・シャンパンとかスパークリングワインは少し敷居が高いけど、たまには週末の食前酒として、少し贅沢な時間を過ごしてみたい時
程よく厚みもある味わいので、1杯でもしっかり飲んだ感を楽しめます。
2人で飲むならグラス1杯ずつ楽しめます。食前酒にピッタリですよ!
1人で飲むなら、それなりにしっかり楽しめます。アルコールも11.5度あるので、ビール換算だと400ml強です。たまには普段のビール系飲料から、ミニボトルのスパークリングワインに切り替えてみても良いかもしれません!
とにかく1回、ミニボトルのスパークリングワインを買って飲んでみて欲しいと思います。例えば、今回紹介したペレ・ベントゥーラは、1000円未満で買える、ミニボトルのスパークリングワインとして、オススメです!ちなみに私は、カルディで606円(税込)で買いました。
アメリカン航空のファーストクラスでも提供されているそうです。
1,000円台で買える、コスパ抜群の超おすすめスパークリングワイン:ジェイコブス・クリーク
【JACOB'S CREEK】ジェイコブス・クリーク
Alc. 11.5% 辛口
産地:オーストラリア
クセなく爽やかに飲める至福の1本
サクッと泡を飲みたい気分にピッタリ!
ジェイコブス・クリークは、オーストラリアで販売量No'1のワインブランドです。
オーストラリアといえば、イタリア、フランス、スペイン、アメリカに次ぎ世界第5位のワイン生産地です。それだけの生産大国で、最もよく売れているブランドなので、良くも悪くも安定感のあるクセのない味わいです。
(特徴)
・柑橘系の華やかな香りと、キレのある飲み心地
・酸味やミネラル感、トーストのニュアンスなどは弱く、クセはほとんどない
・口に含んだ時の程よい甘さやボリューム感
本当にコスパ抜群でクセのないスパークリングワインなので、今日は少しだけ優雅に、だけど気取らずサクッと泡を飲みたいなという時に、すごく良いスパークリングワインだと思います。
それからスタンダードで飲みやすく、好みに左右されにくいと思いますので、人が集まるパーティーシーンにも良さそうです。そういえば、以前参加させていただいた結婚式の披露宴のメニューにもありました。老若男女様々な方が参加される、披露宴メニューに選ばれているという万能感も納得です。
1,000円台で買える、コスパ抜群の超おすすめスパークリングワインだと思います!
ジェイコブス・クリーク シャルドネピノノワール 750ml [オーストラリア/スパークリングワイン/辛口/ミディアムボディ/1本
ちなみにオーストラリアのワインながら、日本愛も強いようで「わ」というブランドも展開されているようです。
商品名の[わ]は、ワインの“わ”、和の“わ”、和食の“わ”、人の“わ”、出会いの“わ”、和気わいわいの“わ”を表し、日本の食文化と、ワインがある生活の喜びをイメージして名付けました。
ジェイコブス・クリーク わ スパークリング 750ml [オーストラリア/スパークリングワイン/辛口/ミディアム ボディ/1本]